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看護師採用における勝ち組と負け組の2極分化

 病院における診療報酬が2006年4月より改定され、今までは10人、13人、15人であった制度の中に7人という区分が加わり、7対1看護体制と呼ばれる制度が制定されました。
1人の看護師が7人の入院患者を受け持つことで、この区分に該当する病院に対し、最高レベルの高い診療報酬が与えられるようになったのです。
つまり、入院基本料が上乗せされるわけですね。
ですから、これまでにないほどに病院が看護師の採用に躍起になっています。
 病院側からすると、この状況下でどのように新卒の看護師を獲得していくかというのが大きな課題となっています。
当然どこの病院でも採用に力を入れています。
2006年11月29日付の朝日新聞の記事によると、423ある国立大学病院などの大手の病院が採用を予定している人数は前年比50%増に当たる1万8,740人だそうです。
その一方で、内定者の数は採用予定人数の約70%ほどになっているとのことです。
これだけ看護師の採用が厳しくなっている現状では、恐らく中小規模の病院での看護師採用はさらに難航していることでしょう。
相当な数の病院で看護師の不足が起こる事は避けられないとのことです。
 この記事は、2006年11月に出された厚生労働省の調査結果に基づいています。
その調査によると、2006年の2.2倍に当たる5,420人の看護師の採用を国立大学病院では予定しており、その段階で80%もの内定者を獲得しています。
一方、92施設ある日本赤十字病院では、その内の28施設で内定者を1人も獲得できていないそうです。内定者は2005年の実績をはるかに下回る2,126人で、採用予定者数の4,109人に遠く及びません。
 なお、全国で必要とされている看護職員の数はおおよそ131万4,000人とされており、それに対して今就業している人数は必要数から4万人も下回る127万2,000人しかいないそうです。
 しかし、どうしても新卒の看護師は国立大学病院の仕事内容や勤務条件に惹かれる人が多く、人気が集中しており、特に地方の中小病院において看護師不足がきわめて深刻な状態に陥っています。
この流れで新卒看護師の採用に関しての勝ち組と負け組の2極分化が進行してしまえば、地域医療に深刻な影響を及ぼす恐れがあると言えるでしょう。

看護師の不足が深刻化する在宅医療分野

 在宅医療分野では、病院間での看護師獲得の競争激化によって、思わぬ影響を受けています。
 2006年に日本訪問看護振興財団が実施した調査によると、2006年度に看護師が退職してしまう訪問看護ステーションが全体の60%になっているそうです。
そのため、その中には看護師が不足していることで、閉鎖せざるを得なかったり、やむなく休業に追い込まれるステーションも続出しているそうです。

 

そしてその退職していった看護師が転職先に選んでいるのが、ほとんどの場合、病院なのだそうです。
厚生労働省は病院では、急性期の医療に関して充実させ、患者を長期入院させることを減らしていって、在宅医療の方に回し、医療費を抑制しようとしています。
しかし、診療報酬を改定してしまったがために、今度は在宅分野において看護師が足りないという残念な結果を招いてしまったのです。

 

 在宅医療における看護師の仕事は、医師と連携をとりつつ、実際に家に出向いて患者さんの健康の状態を確認し、自宅でリハビリの指導をしたり、人工呼吸器を管理する事です。
ですから、病院で勤務した経験があり、結婚や出産の機会に、しばらく看護師の仕事を退いている人にこそ、在宅医療分野では臨床経験が活かせますし、復帰もしやすいと考えられます。
そのために、そのような方にとって、在宅医療分野というのは、復職する際の候補となるでしょう。
新聞などにも求人が出ていたりしますので、ぜひ確認してみてください。
とは言え、十分に労働環境が整っているかどうかは分かりませんので、慎重に確認して検討する必要はありそうです。

看護資格のある潜在看護者をターゲットに

 現在、看護師が不足しているという深刻な事態を受け、潜在看護職員に注目が集まっています。
潜在看護職員というのは、現在看護資格を持っていながらも、就労していない方を指しますが、この方々が看護現場に復帰することで、看護師の人材不足を解消するように求められているのです。

 

 日本看護協会によると、看護免許を保持している方は現在のところ176万6981人(看護系大学および3年制看護士学校、准看護師学校を卒業した人数から算出)おり、就業者数(65歳以下)は121万7,198人だそうです。
この就業者数の数と看護免許保持者数の差である、54万9,783人がいわゆる潜在看護職員に当たるとされており、そのような方々が臨床現場に復帰できるよう支援をする取り組みが「ナース・リターンズ」のかけ声とともに実施されています。
 その潜在看護職員が臨床現場に復帰するための支援活動は、まだ開始してから間もないながらも看護師の獲得やケアマネージャーの育成、地域医療の安定、向上にとても大きな意味をなしています。

 


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