看護師のための電子カルテナビ

看護師のための電子カルテナビへようこそ

看護師のための電子カルテナビは、
勤務先の病院で電子カルテが導入される看護師さんや、
復職を考えているけど電子カルテについていけるか心配な看護師さんのための
電子カルテについてのサイトです。

 

電子カルテのシステム的なことや
電子カルテの問題点、セキュリティについて
病院の中での他のシステムとのからみなど
について解説しています。

病院のIT化

医療を中心とした患者さんの健康に関わる役割を担っている「病院」も、IT化が進んでいます。

 

結婚や育児のために看護師の仕事を求職していた人の中には、
同じ病院に復帰したのにもかかわらず、
電子カルテシステムなど、病院のIT化に戸惑う人も多いと思います。

 

病院では、国家資格を持った医師や看護師、薬剤師、検査技師をはじめとして、
事務職員など様々な専門家の集団が各部門を担当しそれぞれの役割を遂行しています。
ですが、チーム医療や部門間の連携の推進が必要であると言われながらも、
その不備が指摘されることが多くあり、
時には診療科間の連携すらもうまくいかず、診療に支障をきたす事も多くあります。
このように、診療に支障をきたすこと原因となっていることの一つに、
「情報の一元化」がされていないという点が挙げられます。

 

そこで、病院内でもカルテのIT化が進み、電子カルテシステムが採用されるところが増えているのですが、
電子カルテには様々なメリットがあり、情報の一元化を現実的にすることができるものとして注目を集めています。

 

電子カルテのメリット

電子カルテシステムのメリットとしては、
時間差を意識することなく、各部門や部署が情報を共有することができるようになるというところです。

 

具体的には、

  1. 診療現場にカルテやX線フィルムを運んだり保管する必要がない。
  2. 手書きのカルテに頻繁に見られる判読困難な文字が一掃された。
  3. 検査データの変化や症状の推移などを、自在にグラフ化することなども可能で、患者さんに症状の説明をするときにも分りやすく説明することができる。
  4. ソフトを使用することにより、カルテ情報を個別に、或いはトータルに抽出することが可能になり、医療会計などあらゆる統計処理にも役立てられる。

などのメリットがあります。

 

しかし、電子カルテシステムの導入にあたり、利用者からはほとんど例外なく、
数多くの困難や当惑の声が上がることとが多々あります。
ですが、今までできていたことができなくなったという声を聞くことは多いものの、
「今までできていたことができなくなった」と言うよりも、
実際には、今まで暗黙の了解のうちに行われてきた仕事上の手順や習慣が使えなくなり、
「手間がかかる」と言うことだと思われ、
紙カルテでできていたことが、電子カルテ出でいないものはないと考えられています。

 

今行っている、暗黙の了解のもとに行われている手順や習慣が、
病院内のほかの病棟や診療科でも通用するものであるかどうか、
或いは他の施設では通用するものであるかどうかを考えなければなりません。
個々に暗黙の了解のもとに行われてきた仕事上の手順や習慣は、
現在も、そして今後も、より正しい手順、普遍的な手順である習慣に合わせるべきであり、
他の病棟や診療科でも通用するものにすべきであることを認識することが肝要です。

 

電子カルテシステムの導入にあたり、
その運用に留まるのではなく、病院全体の運営を考えるという視野に立った意識改革が必要です。
そして、電子カルテシステムの導入の機会が、
意識改革のより良い機会であると考えることが大切です。

 

医療の効率化や透明性、情報開示に加え、
安全な医療の提供、地域医療連携、医学の向上、医学の発展などに、
医療の情報化(医療のIT化)がもたらす効果は計り知れません。

 

 


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