看護師のための電子カルテナビ

医療情報システムにおけるセキュリティ

電子カルテシステムを含む医療情報システムでは、
きわめて秘匿性の高い患者さんの健康や疾病に関する個人情報を扱っています。
ですから、個人情報を扱う情報システムのプライバシー保護策や、
情報システムのセキュリティ対策は重要で、
2005年4月から実施されている「個人情報保護関連法」との関連も含め、
その情報の取り扱いはますます難しく慎重になるべきものとされています。

 

生存する個人に関する情報が「個人情報」で、
個人情報には、氏名や生年月日は勿論、その他の記述による特定の個人を識別できるモノがすべて含まれます。
個人情報保護法第2条1項では、
「他の情報と容易に照合することができ、
それにより特定の個人を識別することができるようになるものを含む」
と定義されています。

 

個人に関する情報とは、
氏名、性別、生年月日、個人の身体や財産、職種、肩書きなどの属性に関する事実、判断、評価を表すすべての情報を示します。
評価情報や刊行物などによって公にされている情報や、映像や音声による情報も含まれますし、
暗号化されているか否かも問いません。

 

また、医療機関などでの個人情報も、匿名化されたものを除き、個人情報に該当すると考えられます。
なぜなら、診療録や処方箋、手術記録、助産記録、看護記録、検査所見記録、
X線写真、患者紹介状、退院した患者さんの入院期間中の診察経過の要約、調剤録など、
記載された氏名や生年月日、その他の記述によって特定の個人を識別することができるからです。


キャピタルゲイン