看護師のための電子カルテナビ

オーダの種別

オーダの種別には色々なものがあります。
そして、フルオーダ(フルオーダリング)とは、
すべての指示についてのオーダをコンピュータシステム化することをいいます。

 

フルオーダは、カルテを電子化したいときに導入するのが一般的で、
オーダの種別が増えると導入の手間や費用がかかります。

 

運用の仕方によって、システム化の機能を発揮しないものもあるので、導入には十分な知識・体制が必要です。

 

@ 処方オーダ
処方情報を診療室で入力すると、各部門に内容が伝達されます。
医事システムと連携して内容確認や調剤情報のために反映され、
薬剤システムから物品システムに連携させることで薬品の発注を行う事もあります。
これらすべての情報伝達の発生源として、診療室で処方オーダを入力しますが、
処方内容に間違いがないかどうかというチェックは、
オーダ発行時に行うものと薬剤システム側で行うものがあります。

 

A 給食オーダ
給食オーダは、病棟から食事の情報を伝達するものです。
正しく運用させるためには、給食オーダの締め切りタイミングの運用をしっかりと決定する必要があります。
たとえば、「〇日の夕食の食事オーダ入力の締め切りは、当日の〇時まで」というように決定し、
締め切り後は電話連絡、或いは紙伝票での伝達とします。

 

B 検査オーダ
検査内容の情報を入力して指示するものです。
検体検査では、その情報に基づいた採血管に貼るラベルの発行を行い、
ラベルにバーコードを表示して検査実施や検体到着を処理したかどうか確認のために使用します。

 

C 病名オーダ
医師が患者さんの病名登録を行い、その情報を各部門に伝達するものです。

 

D 入退院オーダ
患者さんの入院登録や退院登録をしたり、入院の予約を入力するものです。

 

E 予約オーダ
診察予約や検査予約をするものです。

 

F 注射オーダ
注射指示を発行するものです。
医事システムと連携し、会計情報に反映させることができますが、
運用の仕方によっては難しい場合もあります。
注射オーダは変更が多く入力タイミングが難しいものです。
指示を発行したが、結局使用しない場合も多くあり、
その中で在庫量や実施記録を的確に管理することはとても重要です。
注射オーダの在庫管理については、一本ずつ注射薬を払い出す運用の仕方と、
それぞれの部門である程度の一定在庫を保持して運用する方法があります。

 

G 輸血オーダ
輸血の指示や患者名、血液製剤ロット番号などを指示情報として実施部門に伝達するものです。
この情報を利用し、実施時に患者と血液製剤の再確認をする事も可能になります。
血液製剤の在庫管理やアリバイ管理にも繋がります。

 

H 処置オーダ
処置の実施内容を医事システムと連携し、会計情報に反映させるものです。
処置内容は種類が多いので、あらかじめ処置内容を設定しておきます。
処置実施現場によって実施をコンピュータ入力する必要があり、
実施者の負担が多くなる場合も多々あります。

 

I 手術オーダ
手術の内容や予定日時などを入力し、各部門に伝達するものです。


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