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好きな先輩と嫌いな先輩

独立行政法人国立病院機構災害医療センター救命緊急病棟の就職2年目までの新人ナースに実施した聞き取り調査(2004年10月実施)の結果によると、新人ナースから好かれる先輩と嫌われている先輩の特徴が見えてみました。
また、それに加えてプリセプターがしてくれた接し方で嬉しかったことについても明らかになりました。
その結果で代表的な声は次の通りです。

好きな先輩

・話を聞き流さずに真剣に聞いてくれる
・いつも笑顔で接してくれる
・気さくに話してくれて、いつも気にかけてくれる
・よく分からない事があればわかるまで教えてくれる
・注意される時も、とにかく叱るのではなく、方向性を教えてくれる
・何が足りていないのかを考えてくれる
・にこにこしながら挨拶してくれる
・接しやすい雰囲気を持っている

嫌いな先輩

・きつい言葉遣いをしてくる
・質問しても答えを返してくれない
・人の悪口ばかり言う
・物事を同じ目線になって考えてくれない
・自己中心的な行動が目立つ
・話を聞いてもらえない

プリセプターの嬉しかった接し方

  • わからないことがあればわかるまで丁寧に教えてくれ、相談にも乗ってくれた
  • 日頃からいつも気にかけてくれていて、表情が少し変化しただけで声をかけてくれましたし、少しでも困っていることがあればしっかり話を聞いてくれた
  • 困った時に頼れる存在でいてくれるので、一緒に働いていなくても存在に安心する
  • 仕事の面だけではなく、ストレスが溜まりそうになった時に、精神的なサポートもしてくれて嬉しかった

このように、この調査の結果から考えると、新人ナースから好かれている先輩の多くはコーチングに必要な基本のスキルである承認・質問・提案・傾聴・親密感を備えていることが伺い知れます。
実際に、好きな先輩に対する意見には話を聞いてくれたとか、方向性を教えてくれるといったものが多く見受けられました。
一方、嫌われている先輩は全くコーチングのスキルが身に付いていないようです。
話を聞いてくれない、質問に答えてくれない、人の悪口を言うなど、新人を指導する立場として模範にならなくてはならない立場であるはずなのに、その新人からこのような意見が出る事は情けない事です。

 

要するに、好かれている先輩と嫌われている先輩の大きな差はコーチングのスキルが身に付いていて、それを使えているかどうかにあるのかもしれません。


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